ホテル客室清掃男子・お局様に負けず楽しく

運動嫌いな僕にとってはジム代わりどころか、健康に身体を動かしてお金まで貰えてしまうのです。

客室清掃で僕が言われた陰口。

客室清掃の仕事では、お局様率いるおばさん達からの陰口は、日常茶飯事です。さも、つまらない毎日の憂さ晴らしでもしているのでしょう。

僕のホテルには、若い年代の男性も幾らかいるのですが、中年のオジサンがいい歳をして、ビジネスホテルの客室清掃のパートで働いていたりすると、要らぬ詮索もされるものです。

要するに「稼ぎの悪い男」

と、勝手にレッテルを貼られた挙句に、無駄な想像力だけは多感なおばさん達は

「奥さんの方が稼いでるんじゃない。」

とか、勝手に尾ひれをつけながらの陰口です。

しかも、皆んな忙しく客室清掃に追われる仕事中、本人が客室で清掃しているフロアなのにも気づかずに、廊下で立ち話です。

「聞こえてるっつーの、バーカ」

僕が客室清掃の仕事を始めたのは、元々サラリーマンでしたが、会社員時代から自分で購入したマンションを賃貸していて、大家稼業の不労所得がある程度の金額で安定したので、セミリタイヤしてマイペースに働く事にしたからなのです。

「少なくともあんたらのパート代よりは、働かなくても収入あるけどね」

と内心思いながら、そんな人達を蔑んで、ニコニコしながら見下しています。

今の世の中、男性だろうが女性だろうが人生に色々な事情があって、人それぞれの暮らしがあるものですが、そんな事すらにも想いを馳せる気持ちも無く、今まで自分が見てきた狭い世界の事しか自覚ができない様です。

少しでも承認欲求を満たして、自己肯定感を高めて、自分は幸せなんだ・・・と言い聞かせたいのでしょう。

なんとも哀れな人々は放っておいて、楽しく仕事をするのが一番ですね。