客室清掃の仕事を始めて良かった事の一つは、ご飯が「もりもり」食べられる事。人生の中で幸せを感じる瞬間は「美味しいものを食べている時」が上位だそうですが、今は食べる楽しみを存分に堪能しています。
会社員時代、特に退職前の数年はコロナ禍だった事もあり、僕が唯一身体を動かす時間である「通勤・痛勤」もなくなり完全在宅でのリモート勤務でしたので、メタボがどんどんと加速しました。
運動しないくせに長生きはしたいので、少しでも健康を保てる様にとせめてもの努力として「食事」には気を配っていました。健康に良いとされる食材を中心にカロリーも気にしながらサプリメントなども併用しながらの「万年ダイエット」でしたが、年に一回の健康診断でも、それほどの改善も見られませんでした。
「食事」だけではなく「運動」しないとダメなんです。分かっているのですが、春と秋の陽気には近所の神社への参拝がせめてもの散歩コースになりますが、夏の猛暑と冬の極寒の中では、そもそも外に出る気もなく「散歩」すらしません。
客室清掃の仕事を始めてからは、それらを気にする事なく、食べたいものが食べられます。
清掃業務で1時間あたりに消費するカロリーは200キロカロリー程度だそうで、僕は5時間勤務なので、おおよそ1,000キロカロリー位は消費している計算になります。1,000キロカロリーと言えば、カツカレーなどの高カロリーな食事一食分ですが、なんとこれがチャラになるのです。（そしてお給料まで貰えてしまう）
食事を全く抑えていないので体重は変わっていませんが、食事に少々気を配ればダイエットも確実に成功する様に思います。僕の場合は、高かった血圧が正常値の範囲に収まる様になり、健康を取り戻しています。
