楽しくホテルの客室清掃・FIRE男のブログ (ホテせそ)

運動嫌いな僕にとってはジム代わりどころか、健康に身体を動かしてお金まで貰えてしまうのです。

客室清掃員の仕事

ビジホ客室清掃の「良い点」「辛い点」TOP 5。

どんな仕事にも良いところや辛いところはありますが、僕が実際にはビジネスホテルで客室清掃員をやっていて感じる点を挙げてみようと思います。 僕は、会社員時代が管理職であった頃もあり、かなり人間関係の煩わしさに悩まされた反動もあるので、誰かと協力…

「自分の暮らし」を優先に。

どこのホテルでも大体10 ~ 12室、多い所だと15室程度の担当になる様ですが、僕のホテルでは、1日あたり12部屋の清掃が基準になっています。最初は、3~4部屋から徐々に部屋数を増やしながら最終的に12部屋を時間内に完了出来る様に研修期間が設けられています…

「最終チェック」は要覚悟。

僕のホテルでは研修期間の終わりに、客室清掃責任者(チーフ)やパートリーダーさん達、時には支配人が立ち会う時もある様ですが「最終チェック」があります。 これに合格をすると晴れて一人前と認識されて、この先はよっぽどの事がなければ内部のチェックはあ…

「体で覚える」仕事。

「客室清掃」はつくづく「体で覚える仕事」だと実感します。 客室を最終的に仕上げていくには、室内の備品ほぼ全てに「あるべき姿」が定められています。冊子の向きや順序、椅子やリモコンの配置、湯呑みやポットの配置、ハンガーの配置から消臭剤の向き、テ…

「補充」翌日の準備。

客室清掃の仕事は「その日、自分が担当になった部屋だけ綺麗にすれば良い」のではなく、この「客室清掃という業務プロセスを永続的に回せる事が大切」という事を、当たり前の話なのですが、この仕事を始めてから改めて知りました。 今日も明日も明後日もお泊…

客室清掃は怪我なく。

僕が個人的に、客室清掃の仕事内容で気に入っている点は、割り当てられた部屋の清掃のほぼ全てを一人で完結できる点があります。他人との煩わしさが無いですし、自分の仕事への姿勢やこだわりをそこに込める事もできます。 (想いは込めなくても、やるべき事…

「トイレ清掃」の注意点。

トイレは、わずかな汚れが残りがちな箇所なので、必ずしゃがんで奥まで汚れがないか確認しましょう。洗剤を撒いて斜め上からの視点でブラシで中を擦り、淵をスポンジなどで擦り洗いをしても、肝心なのは「奥面の上部」です。特に洗浄便座のノズル周辺が汚れ…

「全国」で働ける客室清掃の仕事。

客室清掃の仕事を始めてから、この仕事なら「全国どこでも働けるな」と思ったりしています。僕はホテルチェーンで働いていますので、全国のどこの拠点でも空きさえあれば、放浪する様に働きながら全国各地で暮らす事も不可能ではありません。 仮に同じホテル…

「前傾はNG」「膝を使って」体を守る。

客室清掃の仕事は、兎角、腰と足に負担の多い仕事です。やっていくうちに多少はこれらの関節周辺の筋肉も鍛えられて行くのだとは思うのですが、四半世紀程ずっとデスクワークでメタボったオジサンには、最初の肉体的な負担は大きなものでした。 「このままで…

ズバリ!客室清掃に向いている人。

僕もなんとなく客室清掃の仕事のイメージは持ってはいましが、実際に仕事してみて感じる「向いている人」は、こんな感じを挙げてみます。 [ 思考面 ] サービス精神のある人 おもてなしの気持ちが無いと、仕事にも滲み出る感じがしますし、心が折れそうになる…

バスルーム清掃のコツ。

バスルーム清掃は、客室清掃作業の1/3程度を占める部分になりますので、ここを素早く仕上げる事は、客室清掃全体から見ても大切です。ホテル側の清掃方針もありますが、僕は主に以下3点を心がけています。 ① 熱湯で洗浄する。 ② 洗剤を満遍なく塗り広げる様…

「客室清掃」で気をつけたい「未清掃」

客室清掃の仕事には、細かな決まり事もありますし、限られた時間で10部屋前後の客室を仕上げなければならないので「うっかり」忘れてしまうなどは人間ですから、ある程度は仕方が無い部分があるのですが、「未清掃」には気をつけたいです。 どのホテルでも客…

客室清掃は「きつい?」のか。

個人的には、正直、どんな仕事でも大変な部分はあり「きつい」ので・・・期待値次第かな、とは思います。何を「きつい」と感じるかは人それぞれな様にも思います。 そうは言ってもなので、少し細かく見ていきます。 肉体的な部分ですが、確かにずっと動いて…

最初1ヶ月程の部屋数履歴。

客室清掃の仕事は「1ヶ月もやれば慣れます」が個人的な感想です。なんか「自分のペースで掃除すればいいでしょ」的な考えの人もいる様ですので、それでは「仕事」になりません。 具体的な実際の例があるとより詳細なイメージに繋がると思いますので「普通の…

客室清掃はスポーツを学ぶみたいなもの。

客室清掃の仕事については、インターネットでも「手抜きの方法」といった検索ワードや、それに対するコメントを見かけますが 「自分が客だったら手抜き清掃された部屋に泊まりたいですか?」 とは思います。 決められた時間内に「えっ?」と思う部屋数を終わ…

「入れ替わり」は割と頻繁に。

僕は、パート勤務というお気軽さもあり、割合に気に入ってこの仕事を続けているのですが、やはり「入れ替わり」は結構、頻繁に発生します。 僕よりも数週間先に始めた男性も2か月程でいなくなりましたし、3日のトライアル研修で諦める方もおられる様です。一…

担当「部屋数」は徐々に増やせばOK。

僕のホテルでは、12部屋を担当できるようになると「一人前」となり、それまでは研修中という事で、時給も少なくなります。 インターネットの書き込みなどでは、この最終的な担当部屋数に不安を抱える方が、多くいらっしゃる様に思いますが、出来てる人は書き…

客室清掃で身に付くスキル。

客室清掃の仕事は「誰でもできる簡単なお仕事」と思われがちなのが残念に思いながらも楽しく働いているのですが、確かに付加価値を生み難い仕事なのは事実だと思います。 「客室清掃」という作業には、専門的な知識や能力は必要なく多くの人が実現可能ですし…

客室清掃男子も増えてます。

客室清掃は「女性」のイメージが強い仕事ですが、男性も増えています。僕のホテルでも、女性は多いのですが、自分を含めて1/3弱が男性です。細やかな清掃だったり、客室を整える気配りでは、女性ならではの部分もありそうですが、体力は必要な仕事なので実は…

オペレーションが細かい細かい。

僕が実際に、ビジネスホテルで客室清掃の仕事を始めて驚いたのは、その客室のセッティングオペレーションの細かさです。 会社員時代には利用者として出張の度に利用していたビジネスホテルですが、その頃は、一通りの「形」に整える事が仕事なんだろう、と想…

客室清掃は「IT」や「AI」に代替されない。

昨今は、様々な業界でDX(デジタルトランスフォーメーション)化が進み、様々な仕事がITやAIに代替されてきています。 ITは情報の流れをテクノロジーで管理するので、特にコミュニケーション分野では、その変化が著しく起こっています。スーパーのレジやファミ…

「2連勤」が限度。

僕は、長年のデスクワークから会社員を辞めたので、年齢も年齢ですし「健康のためにも体を動かす仕事をしたい」と思って、メイクの仕事を始めました。社保に入りたかったので、他のパートさんと比べても規定を満たすために出勤日数が多いのです。 ただ、若く…

「客室」がホテルの商品。

「清掃」というとネガティブなイメージを持たれる事も多いのですが、ことホテル事業においては「客室」こそが商品であり、商品を作っているのが、客室清掃員です。 そのため、僕のホテルでも「メイクさん」と呼ばれますし、英語でも「Housekeeper」です。支…