楽しくホテルの客室清掃・FIRE男のブログ (ホテせそ)

運動嫌いな僕にとってはジム代わりどころか、健康に身体を動かしてお金まで貰えてしまうのです。

バスルーム清掃のコツ。

バスルーム清掃は、客室清掃作業の1/3程度を占める部分になりますので、ここを素早く仕上げる事は、客室清掃全体から見ても大切です。ホテル側の清掃方針もありますが、僕は主に以下3点を心がけています。

① 熱湯で洗浄する。

② 洗剤を満遍なく塗り広げる様に。

③ 毛髪は排水溝へしっかり洗い流す。

熱湯で洗浄しておく意味は「乾きが早く、その後の拭き上げが楽」だからです。僕のホテルでは、バスルーム洗浄は担当部屋数分一気に行います。熱湯の蒸気を利用して鏡を拭くと綺麗になりますし、おおよその雫を一通り拭き取っておけば、自然と乾きます。

僕のホテルでは、厚手のゴム手袋が支給され火傷しないようになっていますが、そこは安全に行えるように確認されてみてください。当然、汚れ具合にも寄りますが、通常はゴシゴシ力を入れずとも、洗剤をサーッと塗り広げておけば、後は、化学の力で十分汚れは落とす事が出来るので、無闇に力まないようにしています。

毛髪は厳禁なので、気を使います。ヘアキャッチャに溜まっている毛髪は取り除いて処分するのですが、バスタブや床に落ちている毛髪はシャワーで排水溝へしっかり流して毛髪が残るリスクを取り除きます。

拭き上げは「毛髪と水滴」に気を配ると思いますが、どちらかというとステイ部屋ならまだしも「毛髪」はクレームの元になりますので、確実に残さない様に処理されるのが賢明です。

「客室清掃の品質」は「ホテルの信頼」とも繋がる部分ですので、逆にこれらの見落としで、ホテルスタッフの様々な気遣いなどへの信頼も一緒に落ちてしまうのは残念なので、メイクの責任としてここは気をつけています。