楽しくホテルの客室清掃・FIRE男のブログ (ホテせそ)

運動嫌いな僕にとってはジム代わりどころか、健康に身体を動かしてお金まで貰えてしまうのです。

「ベッドメイク」のスキル。

客室清掃の仕事の中で、唯一「手に職」っぽい内容が「ベッドメイク」の様には思います。確かに、ある程度の数をこなして「練習」しないと素早く綺麗にベッドメイクをする事は出来ません。

これは、なかなか自宅や仕事以外で、多くのベッドメイクをする機会も無いでしょうから、1つのスキルとして身に付けておくと、どこかで何かの役に立つ事はありそうです。

病院の入院患者さんや、介護施設などに入所されている利用者さんのリネン交換に伴うベッドメイクの仕事もありますので、ベッドメイクのスキルが活きるのは何もホテルだけではありません。

ただし、客室清掃の仕事に限って言えば、ベッドメイクは一見、部屋の大きな面積を占めますし重きが置かれそうですが、多少ベッドにシワやヨレがあっても寝心地に影響なければ即クレームになる事はなく、もちろん100点のベッドメイクを目指す努力はすべきですが、それよりも机やテーブル、椅子や鏡、浴槽やトイレなどの客室内の残り汚れの方が断然、クレームに繋がってしまいます。

最初の頃は、ベッドメイクが気になり「美しい」ベッドを目指すが故、余計な時間がかかってしまったり、他の清掃が少々疎かになってしまいがちに感じますが、逆です。

大事なのは、客室の清掃であり、ベッドメイクは一定のレベルで整っていれば大丈夫ですから、僅かなシワやヨレを気にするのであれば、トイレの汚れや浴室の毛髪を今一度、確認する方が有益です。

ベッドメイクって客室清掃の「メイン作業」の1つな感じはあるので、早く綺麗に出来ると清掃業務全体の時間も短縮されますし、他の清掃にも気を配る余裕が出来ますので、いずれにしてもレベルアップは必要なのですが、実は「最重要ではない」点は認識しておいても良いと思います。

素早いベッドメイクを目指している方はこちらもご覧になってみてください。

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