楽しくホテルの客室清掃・FIRE男のブログ (ホテせそ)

運動嫌いな僕にとってはジム代わりどころか、健康に身体を動かしてお金まで貰えてしまうのです。

客室の「正解イメージ」を確認する。

僕が客室清掃の仕事を始めた頃、ビジネスホテルと言えど、1日仕事が終わったお客様がくつろげる空間、との認識だったので「枕も布団もふんわりが良い」とのイメージを持ってベッドメイクしていました。

しかし、そうではありませんでした。客室清掃責任者(チーフ)からの指摘で「実は平らで真っ直ぐ」が正しいイメージだったのです。修正前は、もちろん皺の無い様に、掛け布団のカバーは伸ばしていたのですが、布団のモコモコ感は多少残る見た目でした。

修正後は、以前よりも掛け布団を引っ張って平らにし、足元の布団の巻き込みも強めに入れて、枕も空気を抜いて平に慣らしてから枕元に置く様にすると、チーフの評価が一気に良くなりました。

どちらが「正解」でもなく「価値観」の違いなのだと思います。

高級ホテルや観光ホテルでは「ふんわり」の方が良い気もしますし、僕の勤めるビジネスホテルでは、フラットなベッドメイクが引き締まった印象になり、洗練されていると認識されるのかも知れません。

いずれにしても、そのホテルの「正解」をまずは確認する事をオススメします。その上で、その「正解」に近づける努力を重ねる方が近道です。

最初の研修の間に、細々とチーフと擦り合わせておくのが良い思います。