楽しくホテルの客室清掃・FIRE男のブログ (ホテせそ)

運動嫌いな僕にとってはジム代わりどころか、健康に身体を動かしてお金まで貰えてしまうのです。

客室清掃責任者(チーフ)が肝。

僕は、パート勤務の客室清掃員(メイク)なので、責任も限定的ですし気楽なものですが、今も楽しく続けられているのは、入社当初から様々と客室清掃責任者(チーフ)がフォローしてくれたからこそ、と思っていて感謝しています。

幅広い属性のパートさん達を取り仕切って使いこなす、この仕事は大変だと思います。社員の立場からベテランパートさん達にも気を遣うでしょうし、色んなタイプの人間と上手く距離を取りながら仕事ができる人で無いと務まらない様に思います。

僕のホテルのチーフは「客室清掃」に関してはベッドメイク含めて「プロの美学」みたいなものがあって、研修期間中から言葉や態度の端々にそれは現れていましたし、ベテランパートさんからも「チーフの部屋は綺麗だから」と一目置かれるメイクスキルもお持ちです。

主に人間の手作業で進めている業務なので、当然、人為的ミスは避けられず「うっかり」みたいな事も誰しもが気をつけていても「ゼロ」にはなりません。そんな時でもチーフは、パートさんや新人さんを決して責める様な事は無く(陰でひっそりは愚痴ると思いますが)自身の仕事の責任として清掃業務全体の完遂までフォローします。

女性が多い職場ですので、アレコレ言われる事もある様ですが、僕も会社員時代は管理職で、比較的評判は良かったとは思っていますが、それでも部下にはきっとアレコレ言われていたはずなので、出来るだけチーフの言う事は素直に聞いて頑張っています。

人によっては「ミスを責める」様な発言をされるチーフも世のホテルの中にはいる様ですが、その様な人はこれからの人手不足の時代にはやっていけなくなります。高給を提供しているホテルなら、それだけ責任も重くなりますので状況は異なりますが、一般的なビジネスホテルや観光客向けのシティホテルなどでは「如何に人を上手く使えるか」がチーフの腕の見せ所になっていくと思います。

僕のホテルでは「サブ」と呼ばれるチーフ補佐のパートさんもいらっしゃって、チーフは時折、厳しい時もあるのですが、これらサブのパートの皆さんが上手くみんなのフォロー役に回って、それなりに良い職場環境になっている様に思います。

僕のホテルでは「みんなで清掃を含めてホテルを運営している」と言う考え方があるので、メイクさんもフロントさんもチーフも支配人も一緒に「お客様へのおもてなし」を実現している様な雰囲気があります。