楽しくホテルの客室清掃・FIRE男のブログ (ホテせそ)

運動嫌いな僕にとってはジム代わりどころか、健康に身体を動かしてお金まで貰えてしまうのです。

「最終チェック」は要覚悟。

僕のホテルでは研修期間の終わりに、客室清掃責任者(チーフ)やパートリーダーさん達、時には支配人が立ち会う時もある様ですが「最終チェック」があります。

これに合格をすると晴れて一人前と認識されて、この先はよっぽどの事がなければ内部のチェックはありませんし、お客様からのクレームも、今までは「研修期間」と言うことで大目に見られていた点もありますが、今後は、その部屋を担当した客室清掃員にその責任が直接、掛かります。

減給などのペナルティではありませんし、多くの場合には「うっかり」なので、次回から気をつける様にとの注意しかないのですが、パートさんでもボーナス査定へ反映する形で、モチベーションと公平性を保っている様です。

個人的な感想は、最終チェックはかなり厳しかったのを覚えています。胡麻粒程度の鏡の水滴、じっくり覗き込まないと見えないトイレの僅かな汚れ、備品全ての配置の細かなチェックなど隅から隅までその品質が確認され、原則「完璧」が求められます。

「自分がお金を出して泊まりたい」と思う部屋に仕上げましょう。が教訓です。

器用な人は、きついながらも割とすんなり部屋数も増やしながら最終チェックもパスできるのですが、僕はどちらかというと不器用な方なので部屋数の少ない最初の頃は割とスムーズだったのですが、最終チェック辺りの時期は、かなり苦戦しました。

それでもパスできたので、人並みの頑張りがあれば先には進めます。出勤日数が少な目の人は、経験を積むにも日にちが掛かるので、ゆっくりになると思いますが、そこは焦らずで良いと思います。

ちなみに合否の基準ですが、明確なものではなく、僕の場合にも細かな改善点の指摘はありましたが、お客様にご迷惑が掛からないクレームとなる様な瑕疵がなければOKでした。

頑張りましょう。