楽しくホテルの客室清掃・FIRE男のブログ (ホテせそ)

運動嫌いな僕にとってはジム代わりどころか、健康に身体を動かしてお金まで貰えてしまうのです。

客室清掃はスポーツを学ぶみたいなもの。

客室清掃の仕事については、インターネットでも「手抜きの方法」といった検索ワードや、それに対するコメントを見かけますが

「自分が客だったら手抜き清掃された部屋に泊まりたいですか?」

とは思います。

決められた時間内に「えっ?」と思う部屋数を終わらせなければならない仕事なので、不安はわかります。しかし、

「手抜きをしないと出来ない仕事」

「手抜きをしないと終わらない業務量を会社が押し付けている」

と、僕は思いませんし、実際に長く勤めていらっしゃるパートさんは、その様にも思っていないと思います。

この様な論調は往々にして「始めたばかり」「始める前」の人たちの発想です。個人的には、客室清掃の仕事って「部活のはじめ」「スポーツのはじめ」に似ていると思います。

野球部に入っていきなり速い球を投げられないでしょうし、陸上部に入って直ぐに良いタイムも出ないでしょう。バレー部で、すぐさま強烈スパイクとか打てません。

一緒です。

いきなり10部屋も12部屋もできる訳がありません。やってる内に、手際が良くなって自然と部屋数も増えていくものです。心配いりません。僕も当初、

「この内容で皆さん、10部屋、12部屋やってるんですよね」

と不安の声を同僚に漏らしましたが、

「それが出来る様になるんですよ!」

と、なんともあっけらかんとした返事に救われた記憶がありますし、事実、僕も出来てます。

「仕事」ですから全ての人が難なくできる、とは言いませんし「慣れるまでは大変」だと思いますが、大概の人は1~2ヶ月もやればできる様になります。それで無理なら、手抜きまでして続ける必要はないですし、辞めて他の仕事をすれば良いだけです。

まあ、楽な仕事なんてそうそうありません。