楽しくホテルの客室清掃・FIRE男のブログ (ホテせそ)

運動嫌いな僕にとってはジム代わりどころか、健康に身体を動かしてお金まで貰えてしまうのです。

「失敗」しても自分を責めない。

客室清掃の仕事だけではないですが、ドラマの女医さんでもない限り、仕事や挑戦に「失敗」はつきものです。客室清掃の仕事も限られた時間で数多くの客室の清掃を完了するべく数多くのタスクを漏れなく実施する必要があります。

担当する部屋もチェックアウト済みの部屋もあれば、お客様が滞在中の部屋もあり、リネン交換の有無にも違いがあったりする中で、各部屋毎の汚れ具合も異なりますので、時間通りに終わらせる様に、作業順を考えながら、とても多くの細かな選択と決断を瞬時に迫られる仕事です。

特に始めた当初の頃は、プレシャーを感じる場面も多いですし、ついつい焦って清掃作業が漏れてしまったり、手違いや時間オーバーなど大小様々に失敗してしまう事もあると思います。

時には客室清掃責任者(チーフ)などから指摘をされる事もあるかも知れませんが、

「反省こそすれ自分を責めないでください」

と個人的には思います。

客室清掃の仕事を始める人は、大概が「未経験」だと思いますし、僕もたまたま近所のビジネスホテルにご縁があって始めた仕事ですが、最初は誰でも「学び」ですし「挑戦」です。

会社が定めた費用対効果を満たすだけの仕事量をこなす事が出来なければ「仕事」にはなりません。これは客室清掃だけではなく、どんな仕事でも近しい状況だと思いますし、そうでなければビジネスが成立しないので、どんな役割でも大変な部分は当然に存在します。

特に部屋数が10 ~12程度を時間内に正確に丁寧に漏れなくこなしていくのは、正に「プロ」の仕事だと思います。仕事ですから「のんびりまったり」お掃除する訳にはいきません。場合によっては、心が折れそうな時もあるかも知れません。

でも、失敗してしまっても「そこから学ぶ」「教訓を得る」「失敗は成功の元」と考えて切り替えて行きましょう。失敗を引きずって自分を責めてしまうと余計に失敗が怖くなり自分らしく働けなくなってしまい「自分を責めても良い事は何も無い」と思うのです。

仕事の失敗は仕事で取り返すのが一番です。