楽しくホテルの客室清掃・FIRE男のブログ (ホテせそ)

運動嫌いな僕にとってはジム代わりどころか、健康に身体を動かしてお金まで貰えてしまうのです。

忙しいのは良い事さ。

客室清掃の仕事に関しては、

「客室清掃の仕事はとにかくずっと動いてます。」

「休憩する暇もありません。」

なんて事をネガティブな論調で目にするのですが、僕としては「良い事」と思っています。

あれやこれやと作業しているうちに、アッという間に時間は過ぎ終業を迎えます。きれいに客室を仕上げて、いい汗かいて「じゃ!また。お疲れ様でした〜。」と言って職場を後にします。

お客さんがまばらなアパレルショップの店内をひたすらフラフラしながら、時折、崩れた陳列を直して歩くような仕事を好む方もいらっしゃるとは思いますが、僕には無理です。仕事の間中、何度時計を眺めてしまう事でしょう。

でも、そういう仕事が「楽」「良い仕事」という人もいるでしょうが、それは価値観の問題で、誰しもが、貴重な時間を漫然と潰して時給を稼ぐ、という、おそらく達成感は感じられない内容を好む、という事でもありません。

僕の場合は5時間勤務なので、労働基準法上も、そもそも休憩時間は定められていませんが、熱中症対策も兼ねて、作業途中での給水や軽食をとる事は認められていますし、ベテランさん達は、合間に5~10分程の小休憩を挟んでいる方も多くいます。

また、ベテランさんになると定時の10分前ほどには、全ての作業は終わっていて、他の人のゴミの分別を手伝ったり、日によりますが、タイムカード押すまでの5 ~ 10分ほどは、ハンドクリーム塗って雑談するほどの余裕は残していたりする事もあります。

「忙しくて休憩する時間もありません」と言うのは、始めたばかりの研修中の人に多いのかな、とは思います。仕事に慣れていないので、余裕もないでしょうし、当然と言えば当然の状況で、それを乗り越えると楽になってくる様に思いますが、それを「辛い」と言ってしまうのであれば、それは、なかなか「仕事」にならない様に思います。

僕は、雑談が苦手なので、あまり早く終わって時間を持て余すくらいであれば、自分のペースで仕事を進める方が好きなので、結構、ギリギリでいっかな、と思ってやっていますが、いずれにしても、性に合う合わないはどんな仕事でもある様には思います。