楽しくビジネスホテルの客室清掃男子

運動嫌いな僕にとってはジム代わりどころか、健康に身体を動かしてお金まで貰えてしまうのです。

「客室清掃の仕事」にオススメの人。

自身の同僚などを見ていると、個人的には以下な働き方を希望する人にはマッチする様に思います。

  • (子育てママさん多し)日中帯の4~5時間で働きたい。
  • (年配女性に多し)接客なしで週2程で働きたい。
  • (男性に多し)パート勤務だけど社保に入って働きたい。

日中帯の4~5時間で働きたい。

客室清掃は、お客様のチェックアウトからチェックインまでの丁度、正午を挟んだ前後2~3時間の計4~5時間の勤務である事が殆どで、時間までに部屋の準備が出来ないとお客様にお部屋をご案内出来ないため、残業も少ないのが一般的です。

この時間帯は、仕事や学校で家族も不在な事が多い様で、やはり20代後半〜40代前半くらいの子育てママさんには都合が良い様です。接客なしで体を動かす事が好きな女性が快活に働いていらっしゃる印象です。

パート勤務の需要としては飲食店のランチタイムもありますが、1日の間で一番忙しい時間に働くにも関わらず、時給は他の時間も変わりなく特に手当もありませんし、シフト時間も変動するので、時間の調整も難しい場合もあります。

客室清掃は、ほぼ時間も固定ですし、時給も少々高めに設定されているところが多いですので、効率的に稼ぎたいママさんにはオススメです。

 

接客なしで週2程で働きたい。

子供も独立してなど、もうそれほどガシガシ稼ぐ必要もないけれど、ほどほどには働きたい週に2日程のシフトで働いている方もいらっしゃいます。特に年配の女性が多く、ご自身のゆとり費程度を目的にされている様です。

出勤日数が多いと、体力的にはキツイ部分もある仕事なのですが、週に2日程であれば、1日出勤して2~3日の休み、または2日連勤して、5日休みですから、その間に疲労回復は十分に可能ですし、定期的な運動にもなります。

パートでも週2日となると、なかなか働き先も限られる様に思いますし、週3だと仕事の準備なども含めると、半分は働いている気分になるので、気持ち的にも望まない方もいらっしゃるかも知れません。

その点、客室清掃であれば、週2日でもありがたい戦力、ですので最低出勤日数ではありますが、希望が通りやすい環境です。

ただ、最初の研修期間であったり、土曜か日曜はどちらか出てほしい、などの出勤曜日などの要望はホテル側からあると思うので、そこはお互い様の気持ちで許容できるとオススメです。

 

パート勤務だけど社保に入って働きたい。

僕はこのパターンですが、様々な人生のステージの状況で、フルタイムでは働きたくない、働く必要がない、働けない、けれども社会保険には加入して働いておきたい、という特に男性に多く見られます。

僕の場合は不動産収入で生活自体は成り立っているのでフルタイムで働くつもりはなく、ゆとり費をパートで賄いたい、という事情です。主夫の方もいらっしゃるかも知れないですし、介護で朝夕は時間が取れないかも知れないですし、実家暮らしで夢を追いながら働いていたり、やりたい事が見つからない若者もいるかも知れません。

社会保険の加入が無いと、国民健康保険料と国民年金は全て自分で納めなければなりませんが、社会保険に加入すれば半額は会社負担になります。

社会保険加入条件として多くの会社が設定している月収8万8千円で働いた場合、社会保険+厚生年金の金額は、国民健康保険料+国民年金と同額程度となりますが、半分は会社負担になりますので、給与天引きされる額は半分で済みます。

パートの求人に「社保完備」との記載は多いものの、週5日の勤務だったり、パートにも関わらず実際には、8時間のフルタイム勤務じゃないと社保に入れてもらえない会社も多いのが実情の様にも思います。

客室清掃は研修期間を除けば、比較的容易に加入させてもらえます。ただ、社会保険への加入には週20時間以上の勤務が必要ですから、1日5時間の客室清掃の場合、週4日が最低出勤日数になります。

1日5時間で週休3日ですからフルタイムと比較すると労働時間は半分ですが、慣れるまでは、体力的にも精神的にも少々しんどいと思いますので、そこの覚悟が予め出来るならオススメです。