楽しくホテルの客室清掃・FIRE男のブログ (ホテせそ)

運動嫌いな僕にとってはジム代わりどころか、健康に身体を動かしてお金まで貰えてしまうのです。

インバウンドさんの「忘れ物」なのか。

その日は部屋数も多くて「時間が厳しいなぁ」などと思いながら、おそらく「インバウンドさん」のお部屋だったと思うのですが、ツインのお部屋でベッドも2台分あるので少々焦りながらもお部屋を開けると、そこには、

「使用済みタオルに紛れた片方ずつバラバラに放置された革靴・・・」

「パスルームに取り残されたボウル、スパチュラ、泡立て器・・・」

ここ・・・「ビジネスホテルなんですけどね」「何しとんねん!」と嘘っ子関西弁で呟きました。

チェックアウトのお客様でしたので、おそらく取りに戻られる事も無いのだろうと思いながらも、忘れ物袋にメモと共に届けました。その道すがら、フロントさんにも怪訝な顔でその忘れ物袋を見つめられ、思わず、

「忘れ物でして・・・」

と何故か僕が後ろめたい気持ちになり言い訳をするという、何ともな気持ちです。ゴミ箱に入れてくれれば、ゴミとして処理出来るんですけどね・・・お部屋に放置だと「忘れ物」として扱う必要があります。

僕のホテルは、地方の小都市にあるので、ほとんどが近隣の企業へ出張でいらっしゃるビジネスユースのお客様でインバウンドさんはあまり来られませんが、たまに、この様な事もあるので、驚きます。

文化の違いもありますが、綺麗にお部屋を使ってくれる日本のお客様には感謝です。