客室清掃の仕事をしていると、もちろん、その時には幾度も確認をして「ミス」の無い様に各部屋を仕上げていくのですが「不安」な気持ちが、仕事が終わってからだったり、休みの日だったり「フッ」と湧き上がる事があります。
僕のホテルでは、研修期間以外は内部のインスペクションが無いので、客室清掃のミスは清掃直後ではなく、通常はお客様をご案内してからの「クレーム」という形で発覚する事がほとんどです。
ですから、何かしらの問題があって注意を受ける場合には「翌出勤日にて」という事になります。
「あれ、あそこって大丈夫だったよね」
「あれ、あれは忘れてないよね」
などなどと思い出しながら、脳内確認をしている時があります。時には、どうだったか思い出せない箇所もあって「心配」になり「きっと大丈夫だろう」と言い聞かせます。
今までの経験上は
「心配している部分は大丈夫」
「ミスしているのは気づいてもいない部分」
です。
ということは
「心配しても意味がない」
のです。という事に気づいてから、無駄な心配は辞めました。何かしらのミスをしているのであれば、それは「指摘があるまで分からない」ので素直に受け入れて改善するしかありません。
慣れるまでも心配になりますし、慣れたら慣れたで油断禁物ですから、中々に気の抜けない仕事ですが、少しでも精神的には健全に過ごせる方が良いと思います。
「心配なところは大丈夫」
です。